大手通信キャリアであるNTTドコモが、「PUBG Mobile」「League of Legends:Wild Rift」のタイトルにてプロリーグを行うことを発表しましたのでお知らせします。
NTTドコモがeスポーツに参入し、リーグを運営
大手通信キャリアであるNTTドコモがついにeスポーツに本格的に参入してきました。
今までは大会の協賛がほどんどでしたが、リーグ運営側として日本のモバイルeスポーツ界を大きく盛り上げることになるでしょう。
以下NTTドコモ発表内容
株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、「eスポーツ※1」事業へ参入し、2021年2月から新たにeスポーツリーグの運営を開始いたします。
ドコモは、世界的に人気のバトルロイヤルゲーム「PUBG MOBILE(ピーユービージーモバイル)※2」のeスポーツリーグ「PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE SEASON 1」の運営を開始。プロ契約を行った選手に参戦いただき、年間を通じて試合を開催いたします。
また、2021年にはRiot Games(合同会社ライアットゲームズ)とのパートナーシップにより、「League of Legends:Wild Rift※3」の大会の開催も予定しています。
世界的に人気のゲームはもちろん、5Gにより今後のモバイルゲームの市場拡大も視野にゲームタイトルを増やしていきます。「eスポーツ」の日本における市場規模は、2019年から2022年で約2倍※4に拡大すると想定されており、成長が見込まれる産業です。
近年主流になりつつあるオンライン対戦など、ネットワークを介して他者と一緒にゲームを楽しむスタイルは、5Gによりさらに大きく加速していくと考えています。5Gを活用した、より臨場感のあるVR・AR視聴体験や高速・大容量通信による快適なプレイ環境を提供し、人気ゲームタイトルを用いたeスポーツリーグを開催することで、eスポーツ産業を盛り上げていきます。
NTTドコモ運営のリーグ・大会概要
PUBG MOBILE
リーグ名 | PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE SEASON 1 |
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リーグ運営 | 主催:NTTドコモ |
チーム数 | 16チーム(1チーム5名以上、7名まで登録可能) |
試合構成 | 年間2フェーズ制 年間合計:100試合 試合形式:SQUAD(1チーム4人プレイで16チームが同時に対戦) |
スケジュール | フェーズ1:2021年2月~2021年4月 フェーズ2:2021年7月~2021年9月 |
世界大会への出場条件 | 上期の世界大会:フェーズ1の優勝チームが出場 下期の世界大会:年間シーズン総合優勝チームが出場 |
賞金等 | シーズン賞金総額:3億円 その他:賞金とは別に、プロ選手全員に対して年間350万円以上を保証 |
League of Legends : Wild Rift
大会運営 | 共催:NTTドコモ、合同会社ライアットゲームズ |
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スケジュール | 2021年以降 |
このPUBG MOBILEのところで注目したいのは、「その他:賞金とは別に、プロ選手全員に対して年間350万円以上を保証」という箇所。
今まで収入が不安定になりがちだったプロゲーマー界隈に対して、非常に大きな動きとなります。
新入社員の年収とほぼ変わらないことから、選手のメンタルも安定しより良いパフォーマンスも期待できるでしょう。
こういった流れが日本のeスポーツ界に浸透すればいいなと強く思いました。
今後もNTTドコモが運営するリーグ・大会の情報に関して追っていきますので、新着情報がありましたら更新する予定です。